Big Island ~ ハワイ島で昼寝

ハワイ島が大好きな算数・数学・理科の講師が、ハワイ島を中心とした旅行の記録をしていきます。

フィリピン語学留学 4 学習のまとめ編

すでに帰国してから1週間立ちましたが、3週間の語学留学後半とまとめを。

 

前半は緊張と学習の負荷の大きさから、正直なところ周りを見る余裕はあまりありませんでした。

幸い同ユニットのMちゃんが、間の取り方が絶妙な方だったこともあり、余計なことを考えずに学習に向かえていた、ということもあったかと思います。

 

今回は「体験コース+単語力強化」というテーマだったため、ほかの方の参考にはなりづらいかとは思いますが、1日の流れもまとめてみたいと思います。

 

早朝+朝食 6:30~8:00 

    発音発声30分

 

午前 8:00~12:00

    個人レッスン50分×2コマ 

    単語学習 1時間

    予習 1時間

 

昼食+昼休憩 12:00~13:00

 

午後 13:00~15:00

    午前の授業の復習 1時間

    文法学習 1時間

   15:00~18:00

    グループレッスン 2時間

    単語学習 1時間

 

夕食+入浴+休憩 18:00~20:00

    

夜  20:00~23:00

    単語学習 1時間

    単語テストと報告 30分

    英語メルマガの学習 30分

    仕事 1時間

 

上記のようなスケジュールで1日を過ごしていました。

最初の1週間は単語学習が1周目でとにかく大変でした。

私の取り組んだ単語プログラムは、毎日200語を学習し、一日のまとめにその200語全てをテストし、正答率を出し、記録していくというもの。

200語 × 5セット = 1000語

これを一ヶ月で6周してマスターするというもの

私の滞在は3週間でしたので、実際には4周しかできていませんが、帰国後は使っている単語教材(キクタンBasic4000)の配分を利用して、プログラムからあぶれた120語を含めた全1120語を、一日48語(キクタンの1日分は16語なので3日分)繰り返し学習しつつ、全1120語からランダムに出されるクロスワードパズルに挑戦するなどして、定着に努めています。

 詳細はこちらから▼

https://www.english-bec.com/curriculum/vocabularycamp/

 

実際に滞在中、平日はほぼこのスケジュールで過ごしました。

単語をまとめて3時間などとしてしまうと、精神的に追い詰められて逃げ出したくなってしまうので、午前、午後、夜、と分けて取り組んだのですが、これは学長からの指示でもありました。

私は体験コースで、かつ期間が短いということがあったので、単語にかける時間を多くするアレンジをしましたが、通常の個人レッスン4時間とグループレッスン2時間のコースだと、単語にかけられる時間はせいぜい2時間かと思いますので、その分しっかり6周することで、きちんと結果を得られるプログラムだと思います。

 

私の場合は、2ヶ月、3ヶ月と長い期間まとめての滞在が難しいため(一応主婦でもあるので)、今回の滞在は分割して留学する計画の内の第一弾、ということでした。

4週間が理想でしたが、スケジュールの都合で3週間になってしまったので、欲張らずテーマを絞って取り組みました。

 

① 語彙を増やす → 単語1000語のプログラムを利用「キクタンBasic4000」

 


 

・ 単語暗記用ノートを作成し、その日に覚える200語を全て書き出す(意味も)

・ それぞれ数回メモ用紙(レポート用紙)にぶつぶつ言いながら書いて練習

・ アプリを使って単語の意味をひたすら覚える

・ 作成した暗記用ノートでかるく1巡のテスト

・ 覚えていないものをチェックしてもう数回ずつ書いたり声に出して読んだりする

・ 本の意味の部分を隠して再度一通り暗記

 ※このとき、覚えにくいなと思った単語はネット検索し、実際のものや、その単語が使われるシーンを確認して正しいイメージを持てるようにする

・ アプリを使って1巡のテストをし、覚えていないものをリストアップ

・ 覚えていないものはふせんに書き出し壁に貼る

・ もう一度本を使い、意味の部分を隠し、壁も見ながらテスト前の確認

・ テストと結果報告

  (記録表があったので、記録表に記載してスクショを学長に送信)

 

② 中学校レベルの文法の復習 → 「例解まとめノート」という教材で自習

・ 自分でノートに書き写したり、ポイントを整理

・ 教材に小テストのつもりで直に書き込んで学習

・ 大項目ごとにまとめテストのページがあるため、週末にテストをやって復習 

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③ 発音トレーニン

・ 授業で各発音記号の口の形を教わり、毎朝一通りの口の形の確認

・ ほかは基本的に授業のみ

・ 時間に余裕のあった夜は、英語の歌を1曲選び、その歌詞の発音を確認して正しい発音で歌う練習をしてみる(同ユニットの方に迷惑にならないよう小声でww)

 

私は上記の3つのテーマに絞った3週間としたことで、それぞれそれなりに留学前にイメージしていた学習はできたと思っています。

 

ほかに、通常の授業として、「シチュエーションプラクティス」という教材を使っての個人レッスンを受けていましたが、先生の解説も英語で行われるため、授業内でわからないことがあれば、すぐに電子辞書で調べたり、先生に類語をいくつも教えて貰ったりしながらなんとか乗り切りました。

例文をベースに、時制の違う文に直したり、否定形に直したり、同じ言い回しをつかう例文を作ってみたりという作業をしながら、言い回しを覚えていく授業でした。

 

グループレッスンでは、「ブレンディング」という単語同士をつなげて発音するルールを学び、実際の文章を音読していく練習を行いました。

もうひとつのグループレッスンはリスニングになるのですが、最初の週はこの授業で使われているCM教材のバックの音楽が邪魔で、しかも機材の音割れがひどく、肝心な声が聞き取りづらくて初心者には無駄な授業だったため出席を取りやめました。

英語圏で日常生活をしていくなら聞き取れるようになるべきレベルなのでしょうが、レベルに合っていないと耳を悪くするだけだと判断しました。

(もう気にすることはないのですが、元々音楽を専攻していて、普段の生活の中でも、普通の人なら気にしないレベルのことでも耳に悪いことはしないと決めているからです。一般の方は気にせず参加しても良いかと思います。)

ただ、途中で余計な雑音のない、演説を聴き取る内容に替わったので、その授業は参加しました。

これが結果的によいタイミングでの授業復帰になったようです。

ブレンディングの授業をある程度受けてからの方が、リスニングの授業や先生の発音も聞き取れる割合があがっています。また、そろそろ単語量も増えてきたころだったので、ただ無意味に音だけ拾う練習ではなく、意味も伴って理解しながら聞き取る練習ができるようになっていました。

長期の留学の方で、私と同様に語彙が乏しい方は、最初の2週間くらい、グループレッスンはブレンディングのみの参加でも良いのかもしれないなと思いました。

 

 

このように学習を振り返って、次の留学で何をやるかを今、考えています。

次はGW明けから4週間、再び「 Basic English Camp 」にお世話になります。

まだ文法学習にも時間をかけたいので、その時間を確保するため、個人レッスンが1日に4時間の「基本コース」で申し込みをしました。

・文法学習(時制と前置詞を何とかしたい)→ 自習

・スピーキング → 個人レッスン

・リスニング → グループレッスン

おおまかに上記の3つに分けて学習の方針を定め、持って行く教材などの準備をしようと思っています。

 

折を見て、これまでに書いたブログもまとめ直し、また、留学第二弾の報告もし、今後フィリピン語学留学を予定している英語初心者の方の参考になったら良いなと思っています。