たった3週間の語学留学第一弾ですが、すでに半分以上経過しました。
事前に調べていた通り、寮の食事が美味しいので、余計なことに煩わされずに勉強に集中できています。
色々悩んで選んだ学校ですが、とりあえず自分の状況に合っている選択だったと思っています。
私が到着してから一週間後に大学生の子がやってきたのですが、その子は学校に来る前に1週間ほどボランティア活動を行ってから来たそうです。
その間の食事がとにかくひどくて、まともに食べられない日もあったとのこと。
滞在の目的によっては食事なんて後回し、ということもあるかとは思いますが、今回は勉強のためにフィリピンに来ているので、食事は重要です。
彼女も、寮の食事が美味しいので、これで残り二週間頑張れると喜んでいます。
日本食に近いものが頻繁に出ますし、フィリピン料理が出るときも、私たち日本人の口に合うものを考えてメニューを決めてくれているようです。
調理スタッフもフィリピンの方ですが、校長が日本食を教えたりしているそうで、レパートリーをどんどん増やしてくれているそうです。
せっかくなので、いくつか写真を載せますね。
基本的に大皿に盛られた料理を、銘々に食べたい分だけ盛り付けていただくカフェテリア方式ですが、メニューはたいていごはんとおかず2種類なので、選ぶという感じではありません。
週に2,3度フルーツも出ますし、スープがつく日もあります。
特に、スープはかなりの確率で絶品です。
シンプルな卵とわかめのスープなどもありますが、フィリピン名物のシニガンという酸っぱいスープも出て、とても美味しいです。
基本的に出汁がしっかりとられているので、日本人の口にもぴったりだと思います。
写真にバーベキューのようなものも写っていますが、これは、卒業する生徒が居た日の夕食時、フェアウェルパーティをするため、先生方が腕をふるってくれたときのものです。
毎回卒業生が最後の授業の日にフェアウェルパーティをしますが、夕飯が少し違うのと、ソーダ類のドリンクがつくこと、あとはみんなで写真を撮ることくらいで、そんな仰々しい感じではありません。
肝心な授業ですが、基本のコースだと、個人レッスンが4時間、グループレッスンが2時間の計6時間と、それぞれの授業で出た課題や予習復習といった感じです。
初心者専門の学校ということで、イングリッシュオンリーの厳しいルールもなく、夜の自習の時に日本語で教え合ったりすることもできるのが安心です。
私は今回、語彙を増やすことをひとつのテーマにしていたので、悩んだ結果、体験コースを申し込みました。
体験だと、個人レッスンが1日2時間しかありません。
その分、単語ブートキャンプというプログラムに申し込み、毎日200単語を覚え、5日で1000語やったら同じ単語を繰り返す方式で、一ヶ月で1000単語をマスターしようという内容です。
校長から単語学習のポイントをまず授業でしっかりと教わり、その後は基本自習です。
ただ、毎日自分でテストを行い、その日の分の結果を表に記載していき、その写真を校長に送らなければいけないので、サボることはできません。
何か進捗で問題があればアドバイスも貰えます。
私も苦手の副詞や、どうにも覚えにくい単語については、単文作りをしてみるなど途中でアドバイスをもらって何とかこなしているという状況です。
中学高校大学と、英語は苦手科目だったのですが、特に暗記全般が苦手なために圧倒的な語彙不足でした。
今回はコツを色々と教えて貰ったおかげで、学生時代とは比べものにならないぐらい単語が入ってきています。
やろうと思えばひとりで自宅でもできるのでしょうから、本当は自宅で留学前にこのカリキュラムをこなし、留学時は通常コースで授業を多くした方が良いと思いますが、忙しい社会人の場合には、私のように、体験コース+単語ブートキャンプというのも効果的ではないかと思います。
ただ、基本的に30日のプログラムですので、出切れば一ヶ月来られる方の方がいいかもしれませんね。
私が受けている個人レッスンはシチュエーションプラクティスと、発音の授業です。
シチュエーションプラクティスは熟語とその使い方の訓練ができ、同時に文法の確認もできますが、授業は全て英語のため、当然英語で説明を受けることになります。
最初は英語で説明がなかなかできませんでしたが、めちゃくちゃな英語でも、先生がしっかり拾って修正してくれるので、徐々にやりとりもできるようになってきました。
また、発音の授業では自分で単語を見て発音記号を書き、実際に先生のまねをして発音練習をします。
ジャパングリッシュからの脱却も自分のテーマの1つだったのですが、学生時代は適当にしか見ていなかった発音記号を正しく理解できると、発音はどんどん良くなります。
元々声楽を勉強してイタリア語の発音訓練を受けていたこともあり、ほかの日本人の方よりはスムーズに口まわりが動いたようで、褒め上手な先生におだてられながら楽しく学べています。
生徒のレベルによって進む早さも色々だそうですが、とりあえず発音のテキストだけは留学終了を待たずに終わる見込みです。
ほか、グループレッスンはそのときにいる生徒によっても多少変わるようですが、現在はブレンディングという、単語同士をくっつけて発音する独特なルールを学ぶものと、演説やCM、音楽などを聴いて、それを書き起こしていくリスニング訓練の授業が開催されています。
当初、CMが使われていたときは、BGMが邪魔なのと、使っていたスピーカーの音割れがひどくて全く聞き取れず、しばらく授業に出るのをやめていました。
でも、演説を聴き取るものに変わり、スピーカーも音割れしないものに替わったので、邪魔なBGMもなく、現在は授業に参加できています。
私は今回、授業が少ないプログラムで参加していますので、自習する環境も重要です。
個人の部屋でももちろん快適に自習はできますが、冷房を入れると身体もつかれるため、できれば冷房を入れなくて済む涼しいところがあるといいですよね。
私のお気に入りは自室についている小さなバルコニーです。
バルコニーにも小さな机といすが設置されているうえ、なんと電源がとれるので、今もバルコニーでPCを使いながらこのブログを書いています。
平日と土曜日は朝食時にトースト、ゆで卵、バナナ、コーヒーをセルフでいただけるのですが、日曜日と祝日は朝食がありません。
そこで前の日に買っておいたもので、バルコニーで朝食をとったりしながら、快適に過ごしています。
昼食と夕食は平日のみなので、土日は留学生仲間と外出して屋台やカフェに行ったりもします。
外食は面倒という方は、学校からすぐのところにセブンイレブンがあり、そこでお弁当を買って電子レンジで温めるなどもできるので安心です。
簡単に済ませる方は、カップ麺などを食べている方もいます。
私がお世話になっている Basic English Camp は、生徒を大人として扱うというのもコンセプトのひとつだそうで、平日外出禁止などもなく、自由に外出できます。
学校のHPはこちらです▼
フィリピン留学で唯一の初心者専門英会話スクール ビーイーキャンプ
夕食後にショッピングモールに行く人もいますし、マッサージを受けに行く人もいます。
ただ、みんな勉強することを目的に来ているので、平日外出しても用事を済ませたらすぐに帰ってきて普段より遅くまで勉強したりと、とても熱心です。
少人数制なので、そのときいるメンバーにより左右されるとは思いますが、今現在はみんな真面目で、でも土日には適度に遊び、長期間になる留学期間、疲れ切ってしまわないよう上手にコントロールしながら勉強を続けている方ばかりです。
一度週末に数名の若者がボラカイ島に泊まりがけで体験ダイビングに行っていました。
学んでいる英語を実践で使える機会なので、そういう週末の使い方もいいですね。
一応、学校のHPにある、周辺情報のページのリンクも貼っておきますね▼
https://www.english-bec.com/info/area/
留学期間も残り少なくなってきましたが、最後までやりきれるよう、頑張りたいです。